個人的多趣味嗜好に則り、基本的には要らないことを中心に独善的かつ主観的に色々とレビューをしていこうかと。
 
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ひぐらしのなく頃に 皆殺し編
2006-01-03 Tue 21:21
このゲームの性質上ネタバレありなので、未プレイの人は気を付けてください。



この作品に関しては、その前までの6話をやっていなかったらそもそもが全くもって理解不可能であると思うので、最初からネタバレしつつ、説明すらもなく感想にはいります。

今回の「皆殺し編」
あまりにも直球なタイトルだけに、ちょこっと疑ってみたりもしたわけですが、基本的に「全員死ぬ」ということを念頭においてゲームを始めました。
ひぐらしの鬱爆弾の威力は結構なものがあるのは元から分かっていたので、できるだけ衝撃を減らそうという僕なりの防護策だったわけです。

で、簡単に結論から言うと、黒幕が誰なのかが分かります。
正直、ちょこっとは怪しいとは思っていたけれど、まさかなぁ・・・と思いました。
僕の予想では黒幕はずっとOOOしさんだったわけですから・・・
そのOOOしさんも今回は軽く殺されてしまったりして、僕的には驚きの展開を見せてくれました。

なかでも、今回特筆すべきは「梨花視点」で物語が語られるシーンです。
梨花の視点に立つことで、今まで登場する事のなかった「羽入」という新たなキャラクターが話しに加わることになり、同時に梨花の正体(いくつもの世界をOOOしている存在)が垣間見えます。

今回のシナリオの総論として考えられるのは、「奇跡の確率」について、というところが大きいと思います。僕の考えでは、サイコロの6が10回連続で出たとしても、それは奇跡的に低い確率で起こった偶然であり、奇跡にはなり得ない、ということなんです。
つまり、奇跡とは本来起こる確率のないもの。つまり序盤で梨花が繰り返し口にしていたサイコロの話など何の意味もなかったんだと思います。
奇跡というものは、確立には縛られない。奇跡が起こる確率を示すことが出来るのであれば、それは既に奇跡ではなく選ばれる可能性のある選択肢の1つに過ぎなくなってしまうということです。

圭一が梨花にいった奇跡は起きるのではなくて、起こすものだ!というのもこれと同様のものとして考えられるのではないでしょうか。
冒頭で、強い意志が働けば働くほど、その行動は必然へと向かう、みたいなセリフがあったと思うんですが、それと同じでこの場合ならば部活のメンバーがお互いが奇跡を起こす!という強い意志の元で行動すれば、それが世界の必然になっていく、ということではないかと解釈しています。

ですから、僕としてはどうしても羽入の言動その他には納得できないところがあります。

僕は今作を通して、事件の黒幕はこの「羽入」なのではないか?と思うようになりました。
羽入は近作が初登場ではないか、それなら何故1作目で正解者が出たんだ?という疑問にも行き着きましたが、考えてみれば鬼隠し編で、圭一が聞いていた1つ多い足音こそが羽入だったわけで、それならなんとなく納得がいくのです。

つまり、一番梨花を先に行かせたくなかったのは誰か?を考えた時に、僕の脳裏に浮かんだのが羽入だったわけです。
彼女の母親は、古手家が先祖代々受け継ぐらしい女王のナントカというものを持っていた。でも、羽入とはコミュニケーションをとることが出来なかった。
その娘の梨花は7代目の女児として、オヤシロ様が宿るといわれ、その通り「羽入」が宿り、そしてコミュニケーションもとることが出来た。
では、梨花の子供は?それは誰にも分からないのであるが、李下に子供がまれ他場合、その子供に女王のナントカが受け継がれてしまうわけであり、そう考えるとオヤシロ様の威光も薄れて、自分とコミュニケーションをとれなくなってしまうのかもしれない。

ここで考えたいのは、羽入にとって最悪のパターンとはなにか!ということです。
梨花にとっての最悪のパターンは「S58年の6月以降をメンバーが全員揃った状態で楽しく迎える」という最高のケース以外の全て出会って分かりやすいのですが、羽入の場合はちょっと違います。
彼女が最も恐れているのは「孤独」、つまりコミュニケーションをとる相手の決如なわけです。
それが、今のところ「梨花」ひとりであるため、梨花を失ってしまうとコミュニケーションをとる相手がいなくなってしまう、というのが最悪なパターンなわけです。

つまり、羽入にとって、サトコその他は気に入ってはいるが、優先順位的に考えればどうでも良いと言っても支障が出ないレベルではないのだろうか。

まや、たとえばこのまま梨花が起こり得る全ての危機を乗り越えてしまった場合、どの道梨花は寿命で死んでしまうわけで、そうなった梨花がわざわざまた時を巻き戻してまで生き返りたい、と願うこともないだろうし(それは、梨花にとって最上の結果を捨てることになるから)、そうすると、結局羽入は孤独な状態になるわけです。

そうならない唯一の方法が梨花の「無限ループ」なのではないか?
梨花に何も希望を持つな、といいつつもある程度の希望を演出することで、生きる希望(およびループさせる決意)を失わせないような環境を作り出すことが、羽入にとっての最上のパターンである、と僕は考えています。

そう考えると、羽入のとった行動を反対の意味で捉えていくことが出来ます。
序盤の圭一が人形を魅音に渡した時や、その他事態が好転するたびに羽入が出てきて、いちいち梨花に期待しすぎるな、と言っているのは、羽入がここでいう運命をある程度決定付けられる(梨花の殺害など)とすると、もう死ぬことが決まっているのだから、残り多いとはいえない希望という名のエネルギーを使いすぎるなよ、という言葉に思えてくるのです。

そういうふうに考えていくと、結局羽入はこのこの悲劇をいつまでも起こしたい側に回る、ということで、圭一を追い掛け回して疑心暗鬼にさせたり、レナに暴力事件を起こさせたりしたのではないかと考察しています。
もしかしたら、三四をそそのかして、その気にさせたのもなんだか羽入のような気がしてきてなりません。

まぁ、全ては僕の稚拙な推理ですので、外れていても指差して笑ったりしないでいただけるとありがたいです。

最終話がどういう方向の話になるのかは分かりませんが、とりあえずキーパーソンになるのが、羽入・赤坂・悟史の3人だと思います。
この3人がどういう風に絡んでいくのかが非常に楽しみです。

そういえば、ちゃっかり疑問に思っていることがいくつかあるのですが、並行して起こる世界での記憶をあるていど覚えている(というか、デジャヴとして認識している)レナや圭一は一体どのような経緯でループするのだろうか?
そもそもサトコを皆が憎んでもいないのに互いに対する疑心暗鬼でだれも保護しなかったわけだが、この村の病気において、疑心暗鬼は絶対的なタブーではないのか?
今回は多分園崎に殺された女(リサでしたっけ?)は事件に全く絡みはしないのだろうか?少なくともレナはこの女が死んだことを知ったはずで、それに対する何らかの反応はないものなのだろうか?
・・・などなど考え出したらキリが無いです・・・
もうあらかた解答は提示してしまったのに、まだまだ考える余地が沢山ある。
いいゲームにめぐり合えたことを感謝しています。
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